独立系太陽光発電システム 簡易設計シミュレータ
独立系(オフグリッド型)太陽光発電システムの構成を簡単にシミュレーションできるWebアプリケーションです。 使用する機器の数値を入力することで、自動的に数値が計算されます。 数値は定格よりも現実的な経験に基づいたおおまかな値です。正確な値ではありませんので、おおよその設計の目安にご利用ください。
このシミュレータを用いたことによって生じるいかなる損害について東京デバイセズ株式会社は一切の責任を負いません。 あらかじめご了承ください。
ソーラーパネルの出力シミュレーション

一枚当たりの最大出力電圧 V
一枚当たりの最大出力電流 A
直列数 枚
並列数 組
このパネル構成による理想的な総出力は70Wです。現実的には、70%程度と換算して、夏の晴天時には49W程度の発電量が期待できます。
バッテリーのシミュレーション

電圧構成:
12V(直列なし)
24V(12Vx2直列)
バッテリの種類:(不明な場合には自動車用を選択してください)
自動車用バッテリー
ディープサイクルバッテリー
バッテリー1個当たりの容量 Ah
並列数 組
バッテリーシステムの総容量は60Ahです。電圧構成は12V構成ですので、蓄電される電力は720Whとなります。自動車用バッテリーの場合、大量の放電は極めて深刻な劣化を招き、寿命を縮めます。総容量の80%に抑えることを目安にすると、144Wh程度が実際に利用可能な電力となります。
チャージコントローラ
タイプ:(不明な場合にはPWM方式を選択してください。)
PWM方式
MPPT方式
指定されたチャージコントローラはPWM制御方式です。充電時には、パネルの電圧はバッテリーの電圧 12Vに等しい値になります。パネルの理想的な出力電流は4Aですが、現実的にはその70%と仮定すると、充電に使える電力は31.9W程度となります。
電力の活用シミュレーション
上記の構成の場合、インバータ(バッテリーの直流から交流100Vを作る装置)を使って、次のような利用ができます。なお、この数値は、バッテリーの劣化を考慮した上記の144Whを元に計算されたものです。
- 1000W 電子レンジ、炊飯器等
- 約0.1時間 (8.6 分)
- 500W デスクトップパソコン、ドライヤー、電気ポット等
- 約0.3時間 (17.3 分)
- 100W 大型テレビ、ノートパソコン等
- 約1.4時間 (86.4 分)
- 50W 室内照明、小型テレビ等
- 約2.9時間 (172.8 分)
- 20W ルームランプ、無線LANステーション等
- 約7.2時間 (432 分)
- 5W 携帯電話や情報端末の充電等
- 約28.8時間 (1728 分)
さらに、放電したバッテリーを太陽光パネルの電力で満充電状態にするには、4.3時間の日照が必要です。
詳細パラメータ設定
現実的な発電量の割合 %
自動車用バッテリーの放電深度のおすすめ %以上
ディープサイクルバッテリーの放電深度のおすすめ %以上