東京デバイセズは6月8日、オーディオ機器や計測機器のノイズ対策に向けたUSBアイソレータ TDPC2010/TDPC2011を発売します。
USBアイソレータはPC側とデバイス側を電気的に絶縁することでグラウンドループやコモンモードと呼ばれるノイズをカットする装置で、オーディオデバイスや計測機器などノイズの影響を受けやすい機器に効果を発揮します。
TDPC2010/TDPC2011は、アナログデバイセズ社の最新ICを使用することで、従来のアイソレータでは対応しなかったハイスピード(480Mbps)デバイスに対応しました。ハイエンドのオーディオデバイスや大容量のデータを転送する計測機器など、幅広いデバイスに対応します。
消費電量に応じて2つのモデルが提供されます。TDPC2010モデルは外部から電源を供給することで消費電力の大きいデバイスに対応します。TDPC2011モデルは絶縁型DCDCコンバータを内蔵し、消費電流300mA(1.5W)までのデバイスをバスパワーで動作させることが可能です。