USB CO2(二酸化炭素)濃度・温度・湿度センサ 「エア・アナライザ2」400-5,000ppm
「エア・アナライザ2」は、高精度な温度・湿度・CO2(二酸化炭素)ガス濃度センサです。USB接続で動作しますので、コンピュータによる記録のほか、独自システムへの組込みに最適です。
特徴
- 米センシリオン社の高精度CO2センサモジュールを搭載しています。安定した測定が可能です。
- 制御可能なLEDインジケータを搭載しています。使用者にLEDの点灯によって情報を伝えることができます。
- ユーティリティソフト"TD-AppKit"によって、リアルタイムグラフ描画やCSV形式でデータの記録・出力ができます(Windowsのみ)
- Windows/Linuxに対応するシンプルな制御コマンドが提供されます。アプリケーションへの統合が容易です。
- USB接続(バスパワー)で動作します。Raspberry PiやArmadilloなどのボードPCからも利用できます。
- 1台のPCで複数のデバイスを制御できます。USBハブを使用して数十台を接続することも可能です。
- 国内設計品です。量産・カスタム・サポートを承ります。
アプリケーション例
- 室内環境モニタリング
- ハウス栽培の二酸化炭素濃度モニタリング
- 植物工場における環境センシング
- 介護/見守りシステム
- 防犯(二酸化炭素による侵入検知)
制御コマンドの使い方
東京デバイセズ標準の制御コマンド「TD-USB」を使用します。 コマンドを実行すると、CO2濃度(単位:ppm)、温度(単位:℃)、湿度(単位:%RH)が出力されます。
(センサから値を取得する)
> td-usb tdsn7300 get
653,25.4,42.2
(60秒ごとに値を取得する)
> td-usb tdsn7300 get --loop=60000
653,25.4,42.2
655,25.4,42.4
651,25.3,42.8
...
(CSVとしてファイルに記録する)
> td-usb tdsn7300 get --loop=60000 > log.csv
(LEDを点灯させる)
> td-usb tdsn7300 set 1
ユーザアプリケーションと統合するにはプログラムからTD-USBを外部コマンドを呼び出してください。Python, シェルスクリプト, C#, labVIEW などから利用できます。詳しくはTD-USBのドキュメントの統合サンプルを参照してください。
また、デモアプリ"TD-AppKit"を使用することでグラフ表示も可能です(TD-AppKitはWindowsのみ対応)。
商品内容
- センサ本体 ×1
- USBケーブル ×1
仕様
項目 | 値 |
---|---|
CO2濃度 | 400-5,000ppm (±50ppm + 5%) |
温度 | -10 to 60℃ (±1.5℃) |
湿度 | 0 to 100%RH (±9%RH) |
電源 | 5V USBバスパワー |
消費電流 | 200mA typ. |
表示器 | LED ×1 (点灯・消灯を制御可能) |
寸法 | 90.4 × 50.4 × 29.5 mm (固定用フランジ付) |
ソフトウェア・ドキュメント・その他資料
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