位相検波によるLメータ実験ボード
IW7901はインダクタンスの測定を題材とした位相検波の実験モジュールです。基準信号の発生、ロックイン、信号の増幅など、ロックインアンプの基本となる機能をマイコンに搭載しています。
各フェーズの信号はマイコンのピンから外部に出力されています。
オシロスコープで波形を確認しながら、位相検波によるLメータの仕組みを実験できます。
※位相検波とは、同期検波・ロックイン検波とも呼ばれます。小さな測定信号を、基準となる信号の位相に同期させる(ロックインする)ことで検出します。
測定用1KHz正弦波出力
DUTには直流抵抗成分とインダクタンス成分が含まれ、このうち、インダクタンスについては位相が90度遅れます。IW7901は、この90度遅れた成分のみをロックインアンプによって増幅・測定します。写真2枚目は、マイコンから出力された1KHz正弦波の様子です。400μS/div, 1V/div
テストピンからロックイン波形を確認可能
IW7901の基板には測定用のテストピンを実装できるように準備されています。オシロスコープによって、実際にロックインされた波形を確認できます。
写真3枚目は250uHのインダクタを位相検波した波形例です。400uS/div, 100mV/div
東京デバイセズ IW7901 仕様
測定範囲 :1μH~100mHレンジ :100μH、1mH、10mH、100mH
測定周波数:1kHz
測定電流 :約1.6mA,0.4mA,0.1mA 切替
検出端子 :4端子方式
測定方式 :位相検波方式
校正方法 :基準抵抗10Ωによる
電源電圧 :9V ACアダプタ(別売)
消費電流 :約25mA
注意事項
・マニュアルを読んで実験の内容がご理解頂ける方のみご購入下さい。本製品の趣旨は、計測ではなく、位相検波・ロックインアンプの実験です。趣旨をご理解の上お買い求めください。・別途、9VのACアダプタが必要です。 適合品のIWAC9-1.3
関連キーワード
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- IW7901位相検波方式によるインダクタンス計測の原理 302 KB
- IW7901 データシート・マニュアル 787 KB
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