位相検波によるLメータ実験キット IW7901 キット版

品番:
61
メーカー:
東京デバイセズ
メーカー型番:
IW7901-AK
JAN:
4560457400144

カテゴリ:
インピーダンス測定    
位相検波によるLメータ実験キット IW7901 キット版の写真1
写真1:
位相検波によるLメータ実験キット IW7901 キット版の写真2
写真2:
位相検波によるLメータ実験キット IW7901 キット版の写真3
写真3:

IW7901はインダクタンスの測定を題材とした位相検波の実験モジュールです。基準信号の発生、ロックイン、信号の増幅など、ロックインアンプの基本となる機能をマイコンに搭載しています。

2014/2/20 キット版の販売は終了しました。完成版のみとなります。

各フェーズの信号はマイコンのピンから外部に出力されているため、オシロスコープで波形を確認しながら、位相検波によるLメータの仕組みを実験できます。

・位相検波は、同期検波・ロックイン検波とも呼ばれます。小さな測定信号を、基準となる信号の位相に同期させる(ロックインする)ことで検出します。概要についてはNF回路ブロック様の解説ページ等を参照ください。

測定用1KHz正弦波出力

DUTには直流抵抗成分とインダクタンス成分があり、このうち、インダクタンスについては位相が90度遅れます。IW7901は、この90度遅れた成分のみをロックインアンプによって増幅・測定します。

写真2枚目は、マイコンから出力された1KHz正弦波の様子です。400μS/div, 1V/div

テストピンからロックイン波形を確認可能

IW7901の基板には測定用のテストピンを実装できるように準備されています。
オシロスコープによって、実際にロックインされた波形を確認できます。

写真3枚目は250uHのインダクタを位相検波した波形例です。400uS/div, 100mV/div

東京デバイセズ IW7901 仕様

 測定範囲 :1μH~100mH
 レンジ :100μH、1mH、10mH、100mH
 測定周波数:1kHz
 測定電流 :約1.6mA,0.4mA,0.1mA 切替
 検出端子 :4端子方式
 測定方式 :位相検波方式
 校正方法 :基準抵抗10Ωによる
 電源電圧 :9V ACアダプタ (こちらのACアダプタが適合します)
 消費電流 :約25mA

注意事項

・マニュアルを読んで実験の内容がご理解頂ける方のみご購入下さい。本製品の趣旨は、計測ではなく、位相検波・ロックインアンプの実験です。趣旨をご理解の上お買い求めください。・本製品はキット版です。ハンダ付けが必要です。完成版もあります。

位相検波・同期検波の概要についてはNF回路ブロック様の解説ページが詳しいです。

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