USB オーディオ・インピーダンス・アナライザ
スピーカーやヘッドフォンなどのオーディオ機器の周波数特性を解析できるAF帯域のインピーダンス・アナライザです。20~20KHzに対するインピーダンスを、0.01Ωオーダから測定可能です。
スピーカーの設計・特性の解析、故障の検出、似た特性を持つ音響機器の同定など、さまざまな領域で活用できます。
IW7706-FLはUSB接続によりパソコンと共に使用します。専用のソフトウェアZloggerにより、測定したデータを簡単にグラフ化し、インピーダンスカーブを確認できます。測定したデータは、グラフやCSVファイルとして保存できます。
おすすめポイント
・お手持ちのオーディオ機器の周波数特性を簡単に計測できます。設置環境による変化を観察したり、似た特性を持つ機器を同定したり、幅広い応用が可能です。・もちろん、AF帯域の汎用インピーダンス計としても使用できます。
・低価格ながら、金メッキ基板を使用、コンデンサにはNichiconのMUSE(バイポーラ)を使用、測定用にはBNCコネクタを採用、さらに1Ω1%校正用の基準抵抗器も基板上に備えています。
測定手順
1. IW7706をパソコンのUSBポートに接続します。2. IW7706に付属のBNCプローブを取付けます。
3. プローブの先がワニグチになっていますので、オーディオ機器のプラグ等をクリップします。
4. パソコンの測定開始メニューをクリックして測定します。
無償の測定ソフト「ZLogger」
無償の専用測定ソフトZLoggerで簡単にグラフ化・保存が可能です。※Windows専用(Microsoft .NET Framework 4以降をインストールできる環境が必須)です。
セット内容(写真3)
・IW7706測定モジュール本体 × 1・専用プローブ(BNC-ワニグチクリップ) × 1
・USB接続ケーブル × 1
・マニュアル × 1
オープンな通信プロトコルで、独自アプリも開発可能
IW7706は、簡単なコマンドでパソコンやマイコンから操作できるように、通信規格が公開されています。詳しくはデータシートをご覧ください。Windows以外で測定ソフトを開発したり、マイコン等を使用した独自の測定シーケンスを記述することも可能です。東京デバイセズ IW7706-FL仕様
動作電圧 | 5V |
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消費電流 | 約30mA |
測定周波数範囲 | 20~20kHz |
測定インピーダンス範囲 | 1~200Ω |
シグナル出力 | 300mV(rms)未満 |
シリアル通信仕様 | 9600bps,8bit,パリティー無し,ストップビット1,フロー制御なし |
関連キーワード
オーディオ インピーダンス測定, インピーダンスカーブ 計測, スピーカー 周波数特性, イヤホン 周波数特性, ヘッドフォン 周波数特性, オーディオ ネットワーク設計技術資料・データシート・ソフトウェア
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測定ソフトウェア Zlogger 404 KB
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Windows 仮想シリアルポートドライバ 727 KB
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IW7706-FL マニュアル・取扱説明書 1.3.1 490 KB
在庫切れ
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数量 | 単価 (税別) |
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1個 | 19,800円 |
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